株式会社ブレインスリープが企業向けサービスの実証実験結果を公表~睡眠の質が改善~

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株式会社ブレインスリープは、ソフトバンク株式会社の従業員に対して「睡眠改善プログラム」を提供した結果を公表した。この取り組みは、ヘルスケアテクノロジーズ株式会社が提供する「HELPO」を通じて行われ、ブレインスリープの「睡眠タイプ診断」を実施し、参加者を4つのタイプに分類し行われた。さらに、「危機的睡眠タイプ」と診断された参加者の中から希望者を選び、睡眠改善プログラムを提供した。

BRAIN SLEEP HELPO

プログラムでは、「睡眠偏差値for Biz」という睡眠をスコア化するサービスを用いて睡眠状態を評価し、生産性やストレス、睡眠時無呼吸症候群のリスクなどを分析するだけでなく、ブレインスリープのスマートフォンアプリ「ブレインスリープ コイン」を用いて自身の睡眠状態を可視化し、睡眠改善コンテンツやセミナー動画、コラムを提供して効果を検証した。

プログラムの結果として以下の点が明らかになった。

  1. 睡眠偏差値の改善: 睡眠偏差値はプログラム前の44.2からプログラム後の46.3へと2.1ポイント向上。睡眠時間の制約がある中でも、睡眠偏差値の改善が見られた。
  2. 睡眠の質向上と日中の眠気改善: 睡眠の質が向上し、「睡眠の質がよい」と回答した人数が31ポイント増加。日中の眠気に関しても、プログラム前に「眠くて仕事が進まないことがある」と回答した人がプログラム後には19ポイント改善。
  3. 行動変化と満足度: 睡眠改善プログラムへの満足度は約9割で、プログラムに参加した人の94.9%が睡眠の行動変化を実感。特にスマートフォン閲覧の減少や入浴のタイミングの変更が影響を与えた。

今後は、主観的なアンケートと客観的な睡眠計測を組み合わせ、睡眠改善のモチベーションを高める取り組みを推進し、企業の生産性向上を支援することを目指している。

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